山嵜雷蔵の描く風景は、「大きい」ではなく巨(おお)きいのです。
画面上の海や山は、ひとつの塊として莫大な質量を持ち、人の一生と一瞬が変わらぬ
ような遥かな時間の中にただ存在しています。
山嵜の作品は、普遍的なイメージを再構成し、その巨きさのもたらす畏怖の念を
より強く表現することに成功しています。
人の力では到底抗えない存在と対峙する、稀有な感性と技術を持つ作家の靖山画廊での初個展です。
2020年11月04日(水) - 2020年11月13日(金)
*オンラインストアは2020年11月20日(金)まで11:00-19:00
※土・日・最終日は17:00まで
作家在廊予定日:11月7日(土)、8(日)、13日(金)