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油彩でピクセル画をフォトリアリズムとして描く、新人作家Cougar(クーガー)。
SEIZAN GALLERY TOKYO 凸で初となる展示では、「暴力に対抗する非暴力」をテーマにした作品を発表します。1967年、アメリカでのベトナム反戦デモを軍隊が抑圧した際に撮影された「FLOWER POWER」と題された写真をモチーフに、世界で起きる紛争や銃犯罪に対して毅然と「No」を突き付けます。

「Flower power」
2023年
h60×w130 cm
油彩、キャンバス

 

今、米国を象徴する銃社会は、その恐怖の解決方法を武器に頼る事になる。結果、社会的秩序の崩壊を加速させ、市民の安全は究極の自己防衛となりつつある。もはや米国の憲法は市民を守ってはくれない。銃という抑止力は、そのコントロールを「自由」という名の元に解き放し、そして、誰にでも身近な危機と化した。もう暴力や紛争は「うんざりなんだよ」と言う声は小さくはない。しかし、誰もがその解決方法を見出せていない。もし、一つだけ方法があるとしたら、それは武装を解く非暴力の運動なのかもしれない。

1967年、「非暴力」で武装解除をさせようとするムーブメントがカリフォルニアで始まった。詩人 アレン・ギンズバーグの思想や理想「武器ではなく花を!」を合言葉に、若者達は恐怖や暴力に立ち向かい、そして、ベーニー・ボストンは象徴的な瞬間をカメラで捉えて賞賛された。
この絵はその写真の中でも特に象徴的な部分をクローズアップして、「現代の混沌とした世界に挿す一輪の花」=「理想」として描いた。恐怖との葛藤で長い間強く握りしめていたであろうと思われるカーネーションは少し萎れている。そして、理想を原動力にして、ピストルの銃口に花を挿そうとする瞬間を「低解像度のリアリスティックなピクセル画」で表現した。

– Respect for Allen Ginsberg and Bernie Boston. –

2023年10月12日(木) -  2023年10月20日(金)

11:00~17:00
※土曜は完全予約制となります。
※日・祝休み

作家在廊予定日:
10月12日(木)

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