豊かな自然に恵まれる日本では、古来よりその壮大さや美しさに畏敬の念と感謝の心を持って日々の生活を営んできました。
そして、生活の中で培われた知恵や育まれた感性は、その姿を時代ごとに変えながら今も脈々と受け継がれています。
伝統工芸からキャリアをスタートしたアーティストである私にとって、人の営みと自然とのつながりについて考え続けることは、制作におけるひとつの命題ともいえます。
先人の知恵や木目や色味をそのままに活かした天然木に現代社会の感性をあわせ、生き物のありのままの姿を形取る彫刻作品を制作する事をとおして自分なりの答えを探し続けています。(福田 亨)

プロフィール
1994 | 北海道小樽市生まれ |
2013 | 北海道おといねっぷ美術工芸高校 卒業 |
2015 | 京都伝統工芸大学校 木工専攻 卒業 木象嵌技法の立体表現を開始 |
現在、北海道音威子府(おといねっぷ)村を拠点に制作 |
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【主な個展】 |
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2019 | 「福田亨展」(靖山画廊、東京) |
【主なグループ展】 |
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2016 | 「阿部一真×福田亨 二人展」(CUBE SPACE GALLERY、東京) 「巧美展」(ギャラリーがらん西荻、東京) |
2017 | 「現代日本の匠」(Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi、東京) 「Spring ephemeral」(Atelier cypris、大阪) 「たいせつなもの展」(靖山画廊、東京)(~’19) |
2018 | 「木霊する場所-木の造形展-」(悠遊舎ぎゃらりぃ、愛知) |
2019 | 「木のものづくり探訪 -20人の仕事-」(リビングデザインセンター OZONE、東京) 「蟲使い展」(f.e.i art gallery、神奈川) 「INSECTS 」(ギャラリーアートもりもと、東京) KOGEI Art Fair Kanazawa 2019「KUMU 金沢 -THE SHARE HOTELS-」(悠遊舎ぎゃらりぃSAPPORO、北海道) |
2020 | 「鱗翅目三人展」(Atelier cypris、大阪) 「LOOK CLOSER」(Micheko Galerie、ドイツ) 「PURE POETRY」(SEIZAN gallery、New York) |
展覧会
「たいせつなもの展-平成-」
2018年12月07日(金) - 2018年12月22日(土)
青山ひろゆき、池尻育志、石原葉、泉東臣、今井清香、祝迫芳郎、岩﨑絵里、奥村晃史、小椋聡子 、鹿嶋裕一 勝田えみ、島田沙菜美、平良志季、髙橋賢悟、武弓真実、田崎太郎、丹野徹、ツジモトコウキ 坪田純哉、能登真理亜、ハタユキコ、花輪奈穂、福田 亨、宮野春香、村中恵理、八嶋洋平、山嵜雷蔵 山城有未、横井山泰、横田美晴、ワタベカズ
たいせつなもの展 -いちご-
2017年12月08日(金) - 2017年12月22日(金)
相場るい児、青山ひろゆき、池尻育志、泉東臣、今井清香、岩﨑絵里、大矢真嗣、奥村晃史、小椋聡子、小野木亜美、鹿嶋裕一、勝田えみ、金澤隆、可夜、神﨑泰志、熊谷曜志、小林範之、古家野雄紀、島田沙菜美、塩崎顕、清水航、鈴木千晶、平良志季、武田裕子、たなかしん、ツジモトコウキ、辻本健輝、坪田純哉、中愛、ナカムラマサ首、中村志野、仁田原誠、ハタユキコ、福田亨、藤沢彦二郎、藤本明洋、前原冬樹、馬渡裕子、村越由子、村中恵理、八嶋洋平、安原成美、山浦めぐみ、山城有未、ワタベカズ
福田亨 展
2019年03月06日(水) - 2019年03月19日(火)