月や花、生き物など古来から描かれてきたモチーフに、空や水の織りなす現象のリアリティを重ね、現代的な視点を取り込んだ絵画として制作を展開しております。具象でありながら抽象の意を含ませることで、感覚的な解釈を通して日本の美意識や未来的な雰囲気を感じられるような作品を目指しております。
制作に使っている素材は、和紙(麻紙)・膠(にかわ)・墨・胡粉・金属箔・岩絵具など「日本画」の材料です。現代においては材料・技法・表現とも多様化する日本画ですが、先人たちの表現に学び背景にある日本の四季・風土を意識しながらも、現代の建築空間において新たな調和を生み出せるような作品にしていきたいと考えております。(坪田純哉)

プロフィール
1974 | 埼玉県生まれ |
1999 | 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業 |
2001 | 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了 |
2002 | 渡欧 |
2003年に帰国、作家活動を再開 | |
【主な個展】 | |
2004 | 個展(Gallery Restaurant with Bar Zodiac、東京) 個展(アートスペース羅針盤、東京) |
2005 | 個展(天文館画廊、鹿児島) |
2006 | 個展(アートスペース羅針盤、東京) |
2008 | 個展(アートスペース羅針盤、東京) |
2009 | 個展(新生堂、東京) |
2010 | 個展(ギャラリーアビアント、東京) |
2012 | 個展(ギャラリーアビアント、東京) |
2013 | 「坪田純哉日本画展」(大丸心斎橋、大阪) |
2014 | 「坪田純哉日本画展」(靖山画廊、東京) 個展(ギャラリーアビアント、東京) |
2015 | 「坪田純哉 日本画展」(仙台三越、宮城) |
2016 | 「坪田純哉 日本画展」(東急吉祥寺、東京) 個展(新潟三越、新潟) 個展(池袋東武、東京) |
2018 | 個展(あべのハルカス近鉄本店、大阪) 個展(ギャラリーアビアント、東京) 個展(船橋東武、千葉) |
2019 | 個展(アートスペース羅針盤、東京) |
2020 | 個展(あべのハルカス近鉄本店、大阪) |
2021 | 坪田純哉「水と宙」(靖山画廊、東京) |
【主なグループ展】 | |
2008 | ART SALAD 韓国展(KWANHOON gallery、ソウル) kaleidoscope(大丸札幌、北海道・大丸東京、東京) |
2009 | 若手日本画展「これから」(宮城) 「たいせつなもの展」(靖山画廊、東京)(以降毎年) |
2012 | 「これから」(広島) 「カレイドスコープ」(大阪) |
2013 | 「SENSU展」(靖山画廊、東京) |
2014 | 「KALEIDOSCOPE」(靖山画廊、東京) |
2016 | 「20th Anniversary 特別企画展」(靖山画廊、東京) |
2017 | 「新春まんぷく!お年賀展(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA、神奈川) 「咲麗/SMという猫/金魚/秋」(Gallery Seek、東京) 「俳句へのオマージュ展」(東京九段耀画廊、東京)(~’18) 「コンテンポラリーアートの世界」(名古屋三越、愛知) |
2018 | 「H7展」(創英ギャラリー) 「カレイドスコープ」(新潟三越、新潟・船橋東武、千葉) 「Lovers」(Gallery Seek、東京) 「5周年記念展(創英ギャラリー) 「NIHONGA: Contemporary Art of Japan」 (SEIZAN GALLERY New York、ニューヨーク) |
2019 | 第2回「H7展」(創英ギャラリー、東京) 「咲麗/SMという猫」(Gallery Seek、東京) 「NEW WAVE 次世代アーティスト展(GINZA SIX Artglorieux、東京) 「SUMMER EXHIBITION 2019」 (SEIZAN GALLERY New York、ニューヨーク) |
2020 | 「ザ・レッド」(岩田屋三越、福岡) 「永遠に耀くメダリストへの讃美」(東京九段耀画廊、東京) 「毛色筆色」(創英ギャラリー、東京)(~’21) 「咲麗/アマカケルリュウニトキメキ」(Gallery Seek、東京) |
2021 | 「アートのミカタ」(銀座三越、東京) 「SMという猫」(Gallery Seek、東京) |
【受賞歴】 | |
2000 | 臥龍桜日本画大賞展 入選 |
2001 | 青垣2001年日本画展 佳作賞受賞) はままつ全国絵画公募展 入選 |
2011 | 第5回トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展 入選 |