Artists

人は柔らかく、弱く、脆くて儚い。ポロポロと崩れやすい。
傷付きたくなくて、守るために硬いなにかを、尖ったなにかをまとう。
まとってはみたものの、過剰になれば他者を寄せ付けない、時には傷つけるものとなってしまう。
孤独を恐れて守りにはいれば、時として孤立を招く。足元はか細く危うく、頭でっかちに肥大する。
存在する以上、生きている以上、柔らかな己を、弱くて脆い己をしっかり受け止めなければいけない。弱くて脆く儚くていい。自分以外の他者も、誰もがみんなそうなのだ。少しずつ、硬いなにかは柔らかな薄いベールになればいい。尖ったなにかは少しずつ先が丸く低くなればいい。

ひとりひとりの中にある小さな粒を、ヒトを凛と存在させる何かを表現できたらと願う。

プロフィール

1968 兵庫県生まれ
1990 嵯峨美術短期大学(現在、嵯峨芸術大学)日本画専攻科修了
 
【主な個展】
1999 個展 (京都、’01、’04、’06、’07、’09)
2005 個展 (東京、’07)
2011 「岩﨑絵里日本画展 stories ひとをえがく」(日本橋三越、東京・JR大阪三越伊勢丹、大阪・仙台三越、宮城)
2013 「岩﨑絵里日本画展 庭 -a garden-」(靖山画廊、東京)
2015 「岩﨑絵里日本画展 -かなたのひかり せかいのはじまり-」(日本橋三越、東京・仙台三越、宮城)
2017 「岩﨑絵里日本画展 -日々-」(仙台三越、宮城)
2020 「Eri Iwasaki: Tiny Night, Tiny Light」(SEIZAN Gallery、New York)
「岩﨑絵里展  -小さな光、小さな夜-」(高島屋大阪、大阪)
 
【主なグループ展】
2000 「NEXT展」(京都、’04 〜’07)
2001 「京都府美術工芸選抜展」(京都文化博物館、京都)(’03、’05)
2006 「日本画の魅力-美しき人と心 人間表現、明治から現代まで」(徳島県立近代美術館、徳島)
2007 「日本画表現の多様性」(大阪成蹊大学、大阪)
2008 「日本画・京都からの表現NEXTの10年1998−2007」(砺波市美術館、富山)
「〜翔〜時代を切り拓く日本画展」(日本橋三越本店、東京)
2009 「京都 日本画新展」(JR京都伊勢丹・美術館「えき」 KYOTO、京都)(’10、’11)
「アートフェア東京2009」(東京国際フォーラム/靖山画廊ブース、東京)
「Nihonga・京」(日本橋三越、東京)(〜’18)(JR大阪三越伊勢丹巡回、大阪)(’11〜’14)
「KIAF Korea International Art Fair」(ソウル、’11)
「東京コンテンポラリーアートフェア」(東京)
2012 「ASIA TOP GALLERY HOTEL ART FAIR HK12 Mandarin Oriental, Hong Kong」(香港)
「ART KYOTO 2012」(京都)
「ART TAIPEI」(台北)(’13)
2014 「若手日本画展」(新潟三越、新潟)
2015 「たいせつなもの展 」(靖山画廊、東京)(~’18)
2016 「創と造2016 現代日本絵画・工芸 新作展」(全国巡回)(~’18)
2017 「ザ・レッド−女−」(靖山画廊、東京)
グループ「星辰」日本画展(京都高島屋、京都・大阪高島屋、大阪・日本橋高島屋、東京)(‘18)
2018 「Nihonga・京」(日本橋三越、東京)
「NIHONGA:CONTEMPORARY ART OF JAPAN」(SEIZAN Gallery、New York)
2019 「Reimagined: Contemporary Artists Take on The Tale of Genji」(SEIZAN Gallery、New York)
2020 Online Exhibition 「神頼み ー除災招福ー」(靖山画廊、東京・SEIZAN Gallery、New York)
 
【パブリックコレクション】
京都府
 
【その他】
2011 装丁画 遠田潤子「アンチェルの蝶」(光文社)
2016 装丁画 浅野里沙子「藍の雨」(ポプラ社)
2017 装丁画 宮下奈都「つぼみ」(光文社)
 
【受賞歴】
1990 卒業修了制作 大覚寺賞
1991 大三島美術館京都日本画新鋭選抜展 奨励賞
1993 京展 紅賞(京都市美術館) (’97、’01)
1997 青垣2001年日本画展 兵庫県文化協会賞
1998 京都日本画家協会新鋭選抜展 毎日新聞社賞
2001 京展 市長賞(京都市美術館)
2010 京都市芸術新人賞