Artists

「世界では日々様々な事件や出来事が起こっていて、それと同時に日常は淡々と過ぎていく。これがどうしようもない現実です。今自分達が生きている時代の空気を描き遺したいと思っています。ただ救いが無い絵なのではなく、希望と、笑えない様な世の中であるからこそ思わず笑ってしまうようなおかしみを持たせて描いています。」(ハタユキコ)

ポップな色彩とダークなメッセージで現代社会を描くハタユキコは、幼少期から「社会」に対して強い違和感を持ち深く悩むが、絵に描くことで「社会」を客観視し受け止めることが出来ると気づき「自分の目から見た社会」を描きはじめる。
現実の様々な問題を描くには、現実とは違う「核爆弾が破裂する一瞬前の世界がとても明るく輝く様に」毒々しいまでに明るい色がふさわしいと思う様になり「全能感」に溢れていた子供の頃に見た夢の様な、突き抜けた色彩に独自のユーモアを込めた作品を発表する。

プロフィール

1988 宮城県生まれ
2011 東北芸術工科大学芸術学部 卒業
2014 東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科芸術文化専攻 修了
【主な個展】
2012 「ヒューマン・コンプレックス」(art room Enoma、宮城)
2013 「ヒューマンERROR」(Ideha cleation、山形)
2014 「擬態する絵画」(GALLERY b.TOKYO、東京)
2017 若手アーティスト支援プログラムVoyage「ハタユキコ展 夏の幻視」(塩竈市杉村惇美術館、宮城)
2019 「ハタユキコ -夏の亡霊-」(靖山画廊、東京)
 【主なグループ展】
2014 「LITTLE AKIHABARA MARKET」(六本木ヒルズ森ビルA/Dギャラリー、東京)
「第一回CAF賞」展(TABLOID GALLERY、東京)
2015 「東北画は可能か?−地方之国現代美術展」(T-Art Gallery、東京〉
「TERRADA ART AWARD 2015」 (T-Art Gallery、東京)
「ART AWARD NEXT Ⅲ」(東京美術倶楽部 東美ミュージアム、東京)
2016 「現在戦争画展」〈TAV GALLERY、東京〉
「たいせつなもの展」(靖山画廊、東京)(~’23)
2017 「第11回西脇市サムホール大賞展」(西脇市岡之山美術館、兵庫)
2018 「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2018」(東北芸術宇工科大学、山形)
2019 「REIMAGINED: CONTEMPORARY ARTISTS TAKE ON THE TALE OF GENJI」(SEIZAN Gallery、New York)
「ザ・レッド -女-」(靖山画廊、東京)
2020 「現代作家による吉祥だるま展」(松坂屋上野店、東京)
TOHOKU CALLING 「鹿逐う者は山を見ず」(東京都美術館、東京)
「ザ・レッド」(福岡三越、福岡)
「コンテンポラリーアートと若手100点」(名古屋栄三越、愛知)
Online Exhibition「神頼み ー除災招福ー」(靖山画廊、東京・SEIZAN Gallery、New York)
みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2020(山形)
「On This Shore」(SEIZAN Gallery、New York)
「美術科副手展 2020」(東北芸術工科大学本館1階ギャラリー「THE WALL」、山形)
「蟻のひと噛み」(靖山画廊・SEIZAN GALLERY TOKYO 凸、東京)
2021 「GHOSTS OF SUMMER」(SEIZAN Gallery、New York)
「美術科副手展2021」( 東北芸術工科大学 ギャラリーTHE WALL・ギャラリーTHE TOP、山形)
「ねこ・猫・NEKO作品展」(仙台三越、宮城)
2022 「コンテンポラリーアート×MITSUKOSHI」(日本橋三越、東京)
「PASSION!!」(靖山画廊、東京)
2023 「THINGS SHE CARRIES: MINÉ OKUBO, AYA FUJIOKA, YUKIKO HATA」(SEIZAN Gallery、New York)
【コレクション】
西脇市岡之山美術館
【受賞歴】
2014 第一回CAF賞 入選
2015 TERRADA ART AWARD 2015 入選
ART AWARD NEXT Ⅲ 入選
2017 第11回西脇市サムホール大賞展 山下裕二賞
第32回ホルベイン・スカラシップ奨学生